交流戦の成績は対ローテの運が左右する?
▼同一チームとの3連戦
近年、プロ野球の先発投手は「6人を中6日で回す」が基本ローテの考え方にあります。
そして、同一チームとの3連戦を基本としてペナントは組まれています。
チームとしては、連敗は避けたいもの。
そうなると先発投手6人を、3人ずつ力量を均等になるように配置します。
とはいえ、そこまではっきりと均等にはならない(敢えてしない場合もある)為、表ローテ(強い方)・裏ローテ(弱い方)というものが出来上がる。
長いペナントレースなら、多少の差はあれど、表も裏も両方対戦していくことになりますが、これが交流戦になるとかなり話は変わってきます。
交流戦は同一チームと3連戦を1回だけして終了の計18戦です。
つまり、運が良いチームは、相手の裏ローテばかりの対戦が続いたり。。逆に運が悪いチームは、表ローテばかり。。
今年の交流戦も今日から最後の3連戦。
各チームの相手ローテがほぼ見えているので、ひとまず我らが阪神と宿敵巨人の運の良し悪しを探っていきたいと思います!
※自分の感覚で各チーム先発投手のチーム内順位をつけました。
1…エース
2…2番目に良い投手
3…4…5…
6…6番手の投手
という感じです。
なので、総合計の数字が少なければ少ないほど、相手チームの好投手と対戦した。。すなわち、運が悪かった!という解釈でお願いします。
ではいきましょう。
▼阪神
ロッテ 二木1・岩下2・佐々木朗5
西武 髙橋3・今井2・平井5
オリックス 山岡3・宮城1・山﨑幸4
ソフトバンク 石川3・マルティネス1・和田5
日ハム 上沢1・加藤3・アーリン5
楽天 涌井5・田中1・早川2
▼巨人
楽天 岸6・則本3・瀧中4
ソフトバンク 石川3・マルティネス1・和田5
西武 松本1・ダーモディ4・内海6
日ハム 池田4・立野6・伊藤2
オリックス 山岡3・宮城1・山﨑幸4
ロッテ 本前6・美馬3・小島4
▼結果発表!!
阪神 52
巨人 66
両チームの合計点数です。
ショック。。
14点も差が出るとは。。
我らが阪神、めちゃ運が悪かったです。
しかも、今日からの3連戦の差がまたスゴイ。
阪神 8
巨人 13
3戦だけでこの差。
どんだけキツイねん。
いやいや、結果勝ってるからいいやん!とか、貯金作ってるからいいやん!て思うかもしれませんが。
自分からすると、同じ一勝でももっと楽に勝てたんじゃないか??もっと貯金作れたんじゃないか??と、物凄くケチくさく考えてしまいます。
▼全てをプラスに考える
まぁでもそんなこと言っても仕方ないので、最後はプラスに考えて終わりにします。
・好投手と対戦出来たことで貴重な経験を積めた
・日本シリーズで当たる投手の生きた情報を得ることができた
・悪運の今カードを善戦したことで来年の交流戦に期待が持てる
よし、今日から楽天自慢の表ローテ!
ボッコボコに打ち崩してや!!